こんにちは、つぐっと(@tsugutto)です。
将来のために貯金はできていますか?
記憶に新しい2019年。
老後資金として2,000万円を用意していないと年金だけでは生活できない。
といった内容のニュースが話題となりました。
私はというと、娘が生まれたばかりのころでこのニュースが出た時、いや、出る以前からですが教育費や将来のことを漠然と考えて何とか資産を増やせないか・・
と考え始めていた時でした。
それがニュースでもタイムリーな話題となり、いよいよ現実味を帯びてきたぞと思った次第です。
今回は
一般的なサラリーマンである私が老後資金2000万円問題でとった5つの行動
について自戒の意味をこめて書きたいと思います。
投資の失敗談になります。
行動1:宝くじを買ってみる
単純明快。
一番簡単にお金を増やす方法。
そう、宝くじやギャンブルで一発当てることです。
宝くじは買わなければ当たらない。
(買っても当たらない という言葉は無視)
と信じて色々な宝くじを買ってみました。
スクラッチ、ナンバーズ、ミニロト、ロト6、ロト7、BIG、100円BIG、BIG1000・・等々。
毎日、何かしらのくじの当選発表を見るのが日課でした。
当選結果確認と同時に日課としていたのが
当選者の生活ぶりを綴ったブログを覗くことでした。
買い続ければ当たる!
そしてこんな生活をするんだ!
当選したらどう使うかな・・等。
今思えば、本当に楽観的な日々を過ごしていました。
ですが、現実は非情です。
当たる訳ないです。
最終的に1年くらい買い続け、購入金額分を運よく回収できたのを機にやめました。
スクラッチ2等のときは削っててかなりテンション上がりましたね。
ミニロト3等も番号1つ違いなので惜しいと思ってしまいます。
当選者のブログは、読んでて面白い物もあるのでオススメかもしれません。
行動2:FXをはじめてみる
ある日、不労所得を簡単に得られる方法を探していました。
そこで目に留まったのがFXを利用した新興国通貨のスワップ運用です。
レバレッジを掛ければ少額でも大きなリターンが望めます。
(レバレッジ = 掛けた倍率分は借金するような形で少額で大きな取引ができる機能)
しかもスワップ運用は細かい売買は必要なく、一度買えば毎日一定の金額が手に入ります。
デメリットはロスカットによる資金の消失。
(ロスカット = 資産がマイナスになる前に強制的に決済して資産を守ってくれる機能)
無理な高レバレッジを掛けなければ大丈夫か?
そんな安直な思いで数ある新興国通貨の中からトルコリラを選択しました。
私が始めた当時、トルコリラは過去最安値付近を水位していたため、ロスカットは心配なく、価格上昇による利益も含めた大きなリターンが見込めると思っていました。
ですが、現実は甘くありません。
過去最安値を悠々と更新。
下げ止まることを知らず、ついにはロスカット発生。
「決済しました」の新着メールが大量に届きました。
投入資金の8割が消失しました。
3日ほど立ち直れませんでした。
今思えば、強制ロスカットがあって良かったです。
強制ロスカットがなければ現在も借金状態になっていたと思います。
そうならないように、損切ラインを設けるのは基本中の基本だと思いますし、当時の私も知識としては知っていたのですが、いざ、そのラインになると確定ボタンを押すことができませんでした。
いつか価格が戻るって思っちゃうんですよね。
実際は、現在も私がロスカットされた価格よりも更に低い価格のままです。
仮に、強制ロスカットを耐えていたとしても投入資金を回収するまでには膨大な時間が掛かっていると思います。
現在は強制ロスカット時に残った資金で細々と運用を続けてます。
一応、プラス運用となってますがマイナス分を取り戻すには時間が掛かりそうです。
行動3:仮想通貨をはじめてみる
ある時、昔の友人に連絡する機会がありました。
その時、友人がこんな一言を言ったのです。
「暗号通貨って知ってる?」
当時、何やら怪しいビットコインというものがある。
と認識していた私は ビットコイン = 暗号通貨の一種 であることをはじめて知りました。
ただ、すでに一度暴騰したビットコインが急落したあとだったので、今更儲からないコンテンツと決めつけていました。
ですが、友人はあれこれと資料を出して私に将来性をレクチャー。
結果としてビットコインと数種類のアルトコインを保有することになったのです。
購入当時、ビットコインは100万円ほどでした。
その後、30万円ほどまで価格が下落します。
この時は、やっぱり今回も資産運用は失敗か・・と思っていました。
ところが、最近では色々な要素が重なり600万円を超えるようになってきました。
購入時に比べると約6倍になったことになります。
実際はちょこちょこ売買したり、アルトコインもあるため、投入資金の6倍にはなっていません。
ただ、原資分はほぼ抜き終わっているので、現状は純利益のみで運用している状態です。
これまでの行動の中では初めて成功?している事例といえます。
余裕資金がたくさんある人は追加投資したり、計画的に利確して他の投資に回したりするんでしょうね。
行動4:投資信託をはじめてみる
FXで大きな損失が出た私は確実性の高い資産運用を模索していました。
リターンは少ないが確実性のある運用方法として投資信託をはじめてみることにしました。
つみたてNISAを選択しなかったあたり、あわよくば精神が現れています。
運用方針は、4つの銘柄に均等に積み立てていくことにしました。
運用方針・対象が違う4つの銘柄に分散投資することで、様々な要因に対して1つないし2つの銘柄が下がったとしても、4つ同時に下がることは早々ないだろうとの想定です。
しかし、この考えも見事に裏切られることになります。
そう、コロナショックです。
コロナがはやり始めた直後こそ全体的に価格が上向きましたが、3月末頃からは急反転。
長らく真っ赤な時代となります。
在宅勤務が騒がれ、業界によっては倒産、仕事を失う人も多発しました。
折角はじめた投資信託も生活のために解除せざるをえない人もいたのではないでしょうか。
私は幸いにも大きな影響がなかったため、下がったタイミングは好機と積み立てを継続していました。
結果として、6月頃には損益が戻り、8月頃からは最高益を更新する日が出てくる状態となっています。
似たような運用が可能な「iDeCo」や「NISA」も気になるところです。
行動5:ブログをはじめてみる
コロナ禍で在宅勤務が続いていたある日。
仕事も減り、ボーナスも減り、漠然とした不安が押し寄せていました。
仕事や給料の先行きが見えない中、なにか出来ることはないか考えました。
株?副業?ユーチューバーにでもなるか?
そんな中で目にとまったブログ運営。
以前、無料ブログを少し運営していた経験があることから可能性を感じました。
最初はアフィリエイトブログを調べましたが、魅力的な商品紹介は難しそうと思いました。
クリック誓約型の商品紹介ブログ運営も厳しいと感じました。
そんな中、グーグルアドセンスならば、広告が画面に表示されれば広告収入が入る可能性があるため、アフィリエイトブログや、クリック契約型の商品紹介ブログよりも可能性があると感じました。
そして色々と調べた結果、このブログに至るというわけです。
ブログ運営はまだまだ始めたばかり。
これからもコツコツ頑張りたいと思います。
まとめ
老後資金2000万円問題をきっかけに一般的なサラリーマンの私がとった5つの行動をずらずらっと書いてみました。
人によって合う、合わないはあると思いますが
・宝くじ:
おすすめしません。
余裕資金で夢を買うつもりで楽しみましょう。
・FX:
素人の高レバレッジ運用はおすすめしません。
・仮想通貨:
大手企業が参入し始めました。
余裕資金で少し持つのはアリかもしれません。
親しい人がやってみたいと言ってきたら?
「無くなってもいいお金でやりましょう」とアドバイスします。
・投資信託:
おすすめです。
銘柄によってリスク度が変わると思います。
・ブログ:
未知数です。私自身も挑戦中の身です。
初期費用少額で金銭的リスク最小、大きなリターンが見込める可能性がある点では上記の内容に比べれば一番オススメできると思います。
まとめると以上のようになります。
このブログも、何年か後に成功しているのか、大した成果も出せずにフェードアウトしているのか。
前者になれるようにしたいものです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
バカなことしてるヤツがいるな・・と笑い飛ばして、私が失敗したことと同じまちがいはしないようにして頂ければ幸いです。
視野を広くして将来に備えていきたいと思います。
それでは、また。
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