こんにちは、つぐっと(@tsugutto)です。
2022年12月に人生初の人間ドックを受けました。
受けた場所は千葉県にある「みつわ台総合病院」になります。
人間ドックがどんな流れだったか、バリウム検査はどうだったか。
備忘録として書いてみたいと思います。
健康診断と人間ドックの違い 検査項目
昨年まで私は普通の健康診断を受けていました。
今年から会社の規定の年齢に近づいたため、人間ドックを受けてもよいとなったので「せっかくなら詳しく調べてみようかな?」と思って人間ドックを選択しました。
厳密には人間ドックも健康診断の一部ですよね。
今まで受けていたのは一般検診になるのでしょうか。
私が受けていた検査項目としては
1.身長、体重、腹囲測定
2.視力検査
3.聴力検査
4.血圧検査
5.尿検査
6.血液検査
7.心電図検査
8.胸部X線検査
9.問診、診察
という内容で1時間程度でした。
これが人間ドックになると、上記の項目に加えて
10.便検査
11.腹部超音波検査
12.上部消化管X線検査(バリウム)
13.眼底検査
14.眼圧検査
15.結果説明、保健指導
が加わります。
おおよそ9項目だったのが、15項目に増える感じですね。
結果的に人間ドックは3時間ほどの時間を要しました。
今までの3倍です。
平日なら半休取ってしっかりと検査をする感じですね。
健康診断と人間ドックの違い 検査前
健康診断と人間ドックの違いとして、検査前の準備の多さもあります。
健康診断の場合は
・前日は普通に夕飯を食べ、当日の朝食はできるだけ抜くこと。
・事前に問診票を記入すること。(A4 1枚程度)
と、あまり制限はなかったですし、事前書類も少なかったです。
朝食食べていても受付で食後何時間かを宣言すればいい感じでした。
これが人間ドックになると
・検査日を含めて2日以内の便を2本とる。
・前日は21時までに食事を済ませ、その後の飲食禁止。
・事前に問診表を記入すること。(A4 3枚程度)
まずは検便のための便を取らないといけません。
普段からお通じが定期的ではないと難しいですよね。
さらには最近は便が水に落ちやすい構造になっている便器が多いので、以下に便を取るかに苦労をします。
続いて前日の食事。
普段23時過ぎが当たり前の私からすると21時までに食事がまずハードルです。
その後、検査までの間は飲食禁止。
飲み物も基本的に禁止だとは思いませんでした。(水分が胃に残っているとバリウムが薄くなるからみたいですね)
そして問診票の項目もかなり増えている状況。
それだけしっかり見てくれるということですかね。
健康診断と人間ドックの違い 検査内容
健康診断と人間ドックで共通の検査項目であっても、人間ドックの方が詳しくやるんだなぁと感じた項目がいくつかありました。
【視力検査】
裸眼視力と矯正視力の両方をはかりました。
健康診断の時は矯正視力のみでしたね。
【聴力検査】
確認する音の種類が4種類に増えていました。
健康診断の時は2種類でしたね。
音も大きかったり、小さかったりしていました。
健康診断の時は常に同じ大きさだったと思います。
【血液検査】
採血する本数が4本に増えました。
健康診断の時は3本でしたね。
【胸部X線検査】
正面向きと横向きの2回撮影に増えました。
健康診断の時は1回だけでした。
以上が共通項目の変化ですね。
健康診断は別の病院で受けていたので、病院による違いもあるかもしれません。
人間ドック 新規検査の感想
ここでは人間ドックから初めて受けた検査についての感想です。
妻に聞いたら健康診断の時点で受けたことがあるという検査もあったので、ここも会社の方針によって受ける検査項目は増減していそうです。
あくまで私基準で人間ドックで初検査な項目についてです。
【便検査】
準備編でも書いた通り、いかに便通をよくするか、いかに便を取るかがカギですね。
実は人間ドックの機会以外に便を取ることが時々あるので少し慣れている項目だったりします。
新鮮さは少ない項目でした。
【腹部超音波検査】
これまた妻の妊娠時に妻が受けているのを見たことがあるので新鮮さは少なかったのですが、いざ自分が受けるとなると「吸って~、止めて~、吐いて~、とめて~」を何回も繰り返すので結構必死でした。
【上部消化管X線検査(バリウム)】
初体験ドキドキのバリウム検査。
詳細は次の項目で書きたいと思いますが、結論的には「思っていたより楽だった!」です。
【眼底検査・眼圧検査】
光を見つめながら眼球を撮影されたり、眼球に空気を吹き付けられたりする検査。
眼鏡屋さんやコンタクトレンズ屋さんで利用するような視力検査台と同じような機械で受ける検査でした。
【結果説明・保健指導】
しっかりと結果について1つ1つ先生が説明してくれます。
これは健康診断には無かったのでよかったですね。
健康診断の場合は後日に結果が送られてきて自分でみるだけでしたからね。
この値が高いとどうだとか、これは誤差ですよとか、丁寧に教えてくれました。
保健指導は食事や運動についての内容でしたね。
バリウム検査 体験記
色々と怖い噂のあるバリウム検査。
胃カメラが主流になりつつある現在において、経験として1回体験してみようと思って選びました。
実際にバリウム検査を受けてみてどうだったのか、ここで詳しく書いてみたいと思います。
まずは検査前の問診にて
「バリウムはむせて気管に入ると取れないので絶対にむせないでくださいね」
と脅され(注意され)て少しビビる。
実際に検査室に入るとまずは診察台の上へ。
細い円柱のプラスチックケースに入った発泡剤と、ガムシロップくらいの量の水を渡されます。
発泡剤は少し酸っぱいかもとのことでしたが、味的には酸っぱめのオレンジ味の駄菓子。
私的には食べなれた味。
口の中で溜めるとブクブクと泡立ってしまうのですぐに水で流し込みます。
実際、水が少ないので少量口の中に残ってブクブクなってました。
発泡感は「わるガキびいる」などのシュワシュワ駄菓子くらいの感覚で、炭酸ジュースの方がよっぽど強い発泡感です。
発泡剤はオレンジ味の駄菓子!って感じでした。
お腹に入ってもあまり膨れる感じはなし。
これはゲップ我慢できそうかなーと思っていると、次にデカいプラスチックケースに入ったバリウムを渡されます。
量は150mℓで下剤入り。
白いドロドロした液体でほんのり甘い感じ。
私的には口に溜めても問題ない感じで飲みにくさはなかったです。
バリウムは常温の飲むヨーグルトくらいの感覚でしょうか。
味はなんだったんでしょう…それこそ、ヨーグルト?
ゲップしないことと、バリウムを指示通りに飲むことに集中していてあまり味は覚えていません。
でも嫌な味では無かったですね。
健康にいいとか言われれば喜んで飲める程度の味。
そして普通に飲めばいいのであれば苦労はないのですが、バリウムは診察台が少し傾いた状態で飲まないといけません。
まずは少し診察台が傾いた状態で顔だけ横向きで一口。
その後、徐々に診察台の傾きがきつくなっていく中で一口、また一口と飲んでいき、最後は45度傾斜くらいの状態で飲み切る必要があるのでここが一番きついかもしれませんね。
その後は技師さんの指示に従って3回転したり、仰向けになったり、うつ伏せになったり、右向いたり、左向いたり、横向いたり、を繰り返します。
途中頭が水平よりも下になるような体勢になることもあるのでしっかりとバーで身体を支えられないとダメですね。
グルグル動いている最中に軽くゲップが出てしまいましたが大丈夫だったようです。
最後の方で機械にお腹を強めに押されますが
「ゲップしていいですよー、ゲップしてー」
と言われてもゲップは出なかったです。
撮影時間は10分くらいですかねぇ、結構長く感じました。
そして、発泡剤を飲むより、バリウムを飲むより、ゲップを我慢するより、色々な体勢になるよりもきつかった点が1つ。
診察台で酔う。
いや、乗り物弱いんですよ、私。
グイングイン角度が変わる台に乗りながらあっち向いて、こっち向いてやってたら乗り物酔いならぬ、診察台酔いをしました。
いや、まじで診察台酔いとか問題にならないんですかね。
私が乗り物に弱すぎ?!
そんな感じのバリウム検査初体験でした。
想像以上に楽で順調に終わった気がします。
変にハードルを上げ過ぎていましたかね。
検査後、たくさん水分を摂ること、お酒やカフェインは利尿作用があるのでしばらく我慢すること、などの注意がありました。
実際に検査日は下剤の効果もあって2回のお通じがありましたね。
下剤の効果は人によるでしょうけども、私の場合で2時間後に軽い腹痛からトイレへ…という感じでした。
バリウムを出すまでがバリウム検査。
ということで、来年の人間ドックは…またバリウム検査でもいいかもしれませんね。
検査後のお楽しみ
一通りの検査が終わると会計をして昼食が提供されます。
みつわ台総合病院の場合は千葉市内にあるフランス料理店「シェ・ケン」からのケータリングで届けられたフレンチ弁当が食べられます。
こんな感じでメインは魚料理、パンに五穀米にパスタにと炭水化物は色々なものが少量ずつ。
生野菜にフルーツ、ガトーショコラまでついて色々な味が楽しめるセットでした。
飲み物も給茶機系の紙コップで頂くタイプでおかわり自由。
水、緑茶、コーヒーなどがありましたね。
検査終わりでもあり、久しぶりの食事でもあり、とのんびりと楽しみながら頂きました。
みつわ台総合病院での人間ドックを終えて
以上、みつわ台総合病院での人間ドックの流れや感想などでした。
コロナ禍の影響か、同時に受ける人数は大分絞っている感じでした。(男女合わせて30人くらい?)
検査間で待つ席も1つ空けで余裕をもって座れる感じでしたね。
コロナ禍前の状態を経験していないのでわかりませんが、おそらく倍くらいの人数は同時に受けていたのではないでしょうか。
手荷物は1人1つのロッカーが割り当てられ、ロッカーの鍵は検査中は腕にゴムでつけている感じなのですが、その鍵番号も本人確認の一環として利用されていました。
検査着・スリッパも病院側のものを使用するのでどんな格好、靴でも問題なさそうでしたね。
検査~食事まで1つのフロアで完結している(胃カメラは別の階?)のでわかりやすかったです。
来年もまた利用してみようかと思いました。
次はバリウム検査にするか、胃カメラ初体験してみるか…ですね。
それでは、また。
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