こんにちは、つぐっと(@tsugutto)です。
発売直前に体験版を遊んで感想を書いていたスクエアエニックスの新規IP「FORSPOKEN(フォースポークン)」
体験版感想記事では「買いだけどすぐに遊ぶほどでもない」と書いていましたが、結局、購入しました。
いやぁ、体験版を遊んで結構クセになっていたんですよね、魔法パルクール。
ということで、今回は「FORSPOKEN(フォースポークン)」の製品版を8時間ほど遊んで感じたことを書いていきたいと思います。
体験版と製品版で評価はどう変わったのか。
ストーリーに関して軽くネタバレも記載しますので、完全に白紙状態で遊びたい方は途中でブラウザバックをお願いします。
FORSPOKEN(フォースポークン) 概要
ゲームの概要は体験版の時と変わらず、
ゲーム名:FORSPOKEN(フォースポークン)
ジャンル:アクションRPG
メーカー:スクエアエニックス
プラットフォーム:PS5・STEAM・Epic Games Store ・Microsoft Store
発売日:2023年1月24日
価格:通常・DL版 9,680円(税込)
デジタルデラックス版 14,080円(税込)
リミテッド版 22,000円(税込)
という感じです。
FORSPOKEN(フォースポークン) ストーリー
ここも体験版の時と変わらず、導入部を要約すると
ニューヨークにすむフレイという少女が気が付いたら異世界アーシアに飛ばされていた。
異世界に飛んだ際、右腕に意思を持ってしゃべる腕輪(カフ)が巻き付いていた。
フレイはカフの力を借りて元の世界に戻る方法を探す旅に出る。
と、こういう感じですね。
ゲームのいいところ・わるいところは変わった?
実際に製品版を遊んで、体験版を遊んだ時に感じた「いいところ・わるいところ」は変わったのか書いてみたいと思います。
まず、「いいところ」としては、
体験版で感じていたことはそのまま「いいところ」のままですね。
やはり、最初は色々と機能制限されていますが、パルクールアクションでのフィールド探索が楽しいです。
魔法の力に目覚める前でもパルクールアクション自体は最初から備えていますし、異世界にいって魔法の力に目覚めてからは魔法パルクールで世界を歩き回れます。
これが思いのほか爽快で、移動が楽しくてクセになる感じですね。
魔法を覚えていけば更に探索範囲が広がる(ワイヤーフックアクションや水上移動、空中滑空もできる?)と思うので楽しみです。
探索地点も宝箱中心ですが結構細かく設定されていて、鍾塔だったり、石碑だったり、迷宮だったり、洞窟だったり、村や砦だったり、フォトスポットだったり、スカスカということはないですね。
そして、様々な魔法を駆使した派手な戦闘も相変わらず。
視認性はともかくとして、エフェクトが派手でキレイなので操作していて「なんか凄いことしてる!」感があります。
最初は覚えている魔法が少ないですが、それでもいきなり攻撃魔法3種使えますからね。
操作に慣れてくるとスタイリッシュに戦えそうです。
追加のいいところは、機能開放が丁寧なところですね。
魔法をはじめてつかう、ネイルをはじめてする、スマホで写真をとる、などなど、機能がストーリー展開の中で意味づけされて開放されていきます。
いきなり「こんな機能が開放されました。」ではなく、危機を脱出するとか、本を読んだとか、人に頼まれたとか、フレイが異世界に馴染んでいくのに合わせて機能が拡張されていく感じが丁寧だなと思いました。
また、フレイの成長要素も多種多様で、魔法の新規取得はもとより、装備の強化から、フィールド探索による施設到達での能力強化、魔法自体の強化などもあり、すべての成長要素を開放したらどこまで成長するのかも楽しみです。
逆に「わるいところ」としては、
視認性が悪いのは変わらずでしょうか。
体験版ではオプションまわりをいじらずにデフォルトで遊んでいたのですが、製品版では結構いじっています。
それでも視認性は悪いと感じますね。
ただ、敵が急に死角から襲ってくる以外は、体験版の「わるいところ」は気にならなくなりました。
というのも「アイテム自動取得」をオンにすれば、アイテムの場所が分かりにくくても近づくだけで自動で拾ってくれますし、「補助魔法の自動切換え」をオンにすれば補助魔法側の操作はボタン1つだけに絞られます。
キーコンフィグもあるので、操作しにくいボタンがあれば割り当ても変えられます。
敵が死角から襲ってくるといっても、高速移動で簡単に離れられますし、戦闘域離脱も容易です。
体験版で気になった部分はオプションまわりをいじることで概ね解決できたのですが、新たに気になった点がいくつかあります。
まずは、オープンワールドになるまでが長いことですね。
ニューヨークからはじまって、異世界に飛ばされて、はいオープンワールド、とはならず、魔法を使えるようになって、あれして、これして、と導入部分のストーリーが終わってようやくオープンワールドっぽいフィールドを探索できるようになるまで1時間くらいはかかるでしょうか。(あちこち見ずに進めれば30分くらいかもしれませんが)
楽しい魔法パルクールを体験するまでが長いです。
導入部分を丁寧にするのは大事なんでしょうけども、広大なフィールドをすぐにヒャッハーしたい人にはきついかもしれません。
さらに、最初は色々と機能制限もされているので限られた範囲しか探索できないのも狭く感じるかもしれませんね。
続いて、そのストーリー導入部分の違和感について。
詳しく書くとネタバレになってしまうので控えめに書きますが、フレイは本当にニューヨークに帰りたいのか?とか、アーシアの異変を異世界人のフレイがある呼称で呼ぶのですが、それをアーシアの人たちも普通に使っていることとか。
たまたまフレイの呼称と、アーシアでの呼称が一緒だった?でもカフはそんな風に言ってなかったような?
など、ちょっと気になりました。
ご都合主義ということで納得することにします。(会話だけなら異世界人の言い方に周りの人が合わせてるだけとも取れますが、書物とかにもフレイがつけた呼称で記載されていますから…ね)
まぁ、そんな細かいこと気にするなよってくらいストーリーとしては展開が気になる状況ではあります。
そして、次に気になることは「酔いやすい」こと。
3D酔いのしやすさは人によると思いますが、私はこのフォースポークン、かなり酔います。
というのも、移動エリア制限や魔法パルクールによる探索の爽快感を高めるためか、
高低差がかなり激しく入り組んだマップが多いんですよね。
すると、登れそうな壁かとか、どこかに降りれそうなところはあるか、とか上に下にカメラをクルクル回しながら高速で移動することになるので必然的に酔いやすいマップになっているんですよね。
魔法パルクールによるフィールド探索が楽しいこのゲームにおいて3D酔いに弱いのは致命的なんですが、かなりキツイです。
でも、楽しいので休憩しながら楽しんでます。
あとは、小さいことですが、人と会話したり、宝箱を開ける時に正面の適正距離からしかボタンを押せないことですかね。
後ろとか、横からとか、近すぎたりすると話かけたり、宝箱を開けたりできないのが少しストレスになります。
ある程度近づいたらチェックボタンで会話・開封できたらなぁとは思いました。
以上が製品版を遊んで感じている「いいところ」「わるいところ」ですかね。
ゲーム設定はどうしてる?
では、アクションがそこまで得意ではなく、3D酔いしやすい私のゲーム設定はどんな感じで楽しんでいるかというと(変更した部分のみ)
【ゲームバランス】
難易度:デフォルト(ノーマル)
魔法切り替え:ポーズ
回復アイテム自動使用:オン
支援魔法自動切り替え:オン
【カメラ設定】
カメラの揺れ:オフ
【振動設定】
トリガーエフェクト:弱め
【画面設定】
モーションブラー:オフ
【ワールド設定】
素材の自動取得:オン
素材視覚効果の表示:強調表示
【バトル設定】
跳躍/天井の入力設定:セミオート
ダッシュボタン設定:L3/〇
【メニュー設定】
攻撃予兆の表示:強調表示
こんな感じに変更して遊んでいます。
結構細かくオプションをいじれるのはありがたいですよね!
ゲーム進捗とストーリー感想 ※ネタバレ注意
ここからは、現在のゲーム進捗とストーリーについて感じたこと・考えたことなどをネタバレ配慮しないで書きたいと思います。
ストーリー自体を詳しく書いているわけではないですが、前情報を入れたくない方はご注意を。
※ネタバレ注意 ここから
まずは、ニューヨークのフレイでの暮らし。
どこかに家族はいるかもしれませんが、結構孤独ですよね。
捨て子で親はわからず、家族はネコのホーマーだけ、ギャングの知り合いがいて、スリをして裁判所に行くようなワルガキ。
この時点で何か特殊な力があるような話ぶりですよねぇ。
どんな力を持っているのか、今後語られるのか気になります。
そして、ニューヨークを出たがっているフレイ。
青い空、キレイな景色の別世界へ行きたい。
そんな願いを叶えるかのようにアーシアへ行くわけですが、異世界に来た途端、ニューヨークに帰りたがります。
ある意味望み通りにニューヨークから出られたのでは?と思ったんですが、どうなんでしょう。
まぁ、馴染みのある地球に帰りたい…のはわかりますが。
そして、アーシアの世界を蝕んでいる瘴気。
石化するような見た目からブレイクとフレイは名付け、カフの「お前がそう呼ぶならそれでいいんじゃないか?」的に話していたはずなのに、アーシアの人たちも、書物に書かれている名称も「ブレイク」で統一されているのは、これいかに?
もしかして、アーシアはフレイの夢世界?とか精神世界?とか。
なーんて、予想も少ししてしまいます。
そして、カフも謎の存在ですよね。
別世界からアーシアに派遣されて、タンタに腕輪に変えられた…という内容まではストーリーでわかりました。
が、どんな世界から、なんのために来たのか。何年前くらいの話か。
フレイと関係がある人物だったのか、なぜ魔法を使えるようになったのか、カフが使わせている訳ではなさそうですからねぇ。
力の増幅装置?ではありそうですけど。
紫の魔法はフレイの魔法って言っていますしね。
となると、フレイもタンタと同等な存在?やはり、アーシア出身で赤ん坊の時に地球に送り込まれた?とか?
瘴気の中で影響なく活動できるフレイ。これもタンタの血縁者だから?とか?
カフのお陰?とも思いましたが、カフの力がどこまでで、どこからがフレイの力なのか。
カフは異世界人となると?地球人…ではなさそうですよね。
地球ではないところから来たと本人が言っていますし。
そして、そんなフレイとカフの出生とは別の話として、フレイが人々と深く関わるのを避けている描写から、フレイの過去に何があったかが気になりますね。
友達を裏切ってしまった?裏切られた?そんな感じでしょうか。
うーん、フレイやカフの過去も気になります。
カフはどれだけ腕輪になる前のことを覚えているんですかねぇ。
忘れているわけではなさそうですよね。
必要ないから話さない。そんな感じです。
そして、アーシアの世界がどうなっていくのかも。
次々と展開していくストーリーの中でそんなことをモヤモヤと考えつつ、
とりあえず、オリヴィアの復讐だ!ということで乾いた地域に到達したところまで進んでます。
※ネタバレ注意 ここまで
フォースポークン は面白い?
最後に「FORSPOKEN(フォースポークン)」は面白いかについて。
体験版を遊んだ上で製品版を遊び始めたわけですが、かなり面白いですね。
最初のストーリー部分と、オープンワールド探索がそれなりに行えるようになるところまでが長いですが、そこまでいくと一気に楽しくなる感じです。
ストーリーもどう展開するか気になりますしね。
最終的にどれくらい探索の快適さが上がって、どんな魔法が使えるようになるのか楽しみです。
また、マップの広さについても、まだ世界マップ全体を引いて表示できていませんが、ある程度の拡大状態で未踏破部分までカーソルを動かした感じではフィールドの広さはかなり広そうです。
探索に、ストーリーに、結構なボリュームで楽しめるんではないでしょうか。
ストーリークリア後要素も気になるところですね。
また、少しゲームを進めたらプレイ記録など記事にしてみたいと思います。
それでは、また。
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